鮭の豆知識

鮭を知ったら、すぐ食べたくなるはず

日本人の食卓に、魚は欠かせない食材ですね。
なかでも鮭は、朝食の一品にのりやお味噌汁と一緒に食べたり、夕食にムニエルやホイール焼きにしたり、また寿司のネタにと、よく口にするものです。

鮭は馴染みのある食材のわりに、その栄養素や種類がいろいろあることなど、実はあまり知られていないようです。
ぜひ「おいしくてヘルシー」な鮭のことを知ってもらいたい…そう願っています。


注目の「アスタキサンチン」など栄養価が高くヘルシー

鮭の栄養価

鮭は栄養バランスの優れた魚です。
なおかつ、牛肉や豚肉よりエネルギーは低いのでヘルシー。健康食品として良質なエネルギー源です。

全体的にタンパク質が良質なうえ豊富で、必須アミノ酸が多く含まれています。そして、脂質の中には生活習慣病に予防効果のあるDHA(ドコサへキサエン酸)とEPA(エイコサぺンタエン酸)が多く含まれていて、これらのDHAやEPAの脂肪酸には、血液の流れをサラサラにする効果があり、血管の若返りにも役立ちます。
さらに、体調を整える各種ビタミン、ミネラルなども豊富で、お肌の栄養補給・美肌づくりに効果的に働きます。

また、鮭の身の紅色は「アスタキサンチン」によるもので、強い抗酸化作用を持つ成分として注目されています。万病のもとといわれる活性酸素を消去する働きがあり、動脈硬化を防止し、ガンの予防にも効果があるといわれています。
特に、深い紅色の「天然沖獲り紅鮭」には、この「アスタキサンチン」が一般的な養殖銀鮭の約2.5倍含まれています。


サケ?それともシャケ?呼び名がたくさん

鮭には様々な種類があり、呼び方もいろいろです。白鮭だけでも、目近(めじか)、時知らず(トキシラズ)、サケ、シャケ、秋サケ、秋味(あきあじ)、鮭児(ケイジ)と呼ばれています。

「サケ」と呼ぶか「シャケ」と呼ぶかですが、正式和名は「サケ」で、広辞苑では「シャケ」はサケの転、となっています。「サケ」か「シャケ」と呼ぶかは地域差があります。「シャケ」と呼んでいる地域は厳密に限定はできませんが、茨城、新潟から広島の間のいろいろなエリアで、九州では福岡、長崎と分散して使われているようです。
江波戸の本社がある大阪は「サケ」と呼ぶ地域とされていますが、岸和田などのエリアでは「シャケ」と呼ぶことが多いようです。


川で生まれ、海で育ち、再び生まれた川へ ━母川回帰━

鮭は川で生まれ、海まで行って大きく育ち、そして産卵のために自分の生まれた川に戻ってきます。これを「母川回帰(ぼせんかいき)」といい、98%のサケが自分の故郷を間違えずに戻ってきます。どうして遠い海から自分の生まれた川に戻れるのか、その仕組みは、まだ多くが謎です。太陽コンパスや偏光を利用して移動するという説などがありますが、おそらく子どもの頃の川の匂いを覚えていて、それを思い出すからだ、という説が有力視されています。しかし、まだ決定的な定説はありません。

また、鮭は川から海へ生活場所を変えることから、淡水から海水に対応するために、生まれてから死ぬまで体がとても大きく変化します。海で生活している時期は、どの種類を見ても銀色に輝くスマートな姿をしていて、区別ができないほど似ています。ところが、卵を産むためにふたたび川を遡り始める時期には、皮膚の色や模様、体の形から上あごの形まで大きく変化させます。

鮭は分類すると、淡水魚にあたります。生まれた場所が淡水であれば淡水魚、海水であれば海水魚となるので、ほとんどを海で過ごす魚なのに、サケは淡水魚なのです。

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